去年の今頃、知人達との中東におけるグループプロジェクトにデザイナーで参加した話を書きました。その時にプログラマーが使用していたツールが、彼らにとっては「強力な」ツールと言われているのですが、自分からすると「厄介な」ものでした。何が厄介かというと、ホームページのレイアウトを構成するにあたって、沢山のタグ、コードを使い分けるのですが、そのツールでは、プログラマーが意識していない部分に関しては、何かしらのタグを自動的に挿入してしまうらしく、それによってレイアウトが崩れる場合があるのです。「デザイナーが修正しようとしても、勝手に挿入するものだから変更できない」部分が出てくるという訳です。それじゃ、その自動的な部分を修正して欲しいとプログラマーに依頼しても、出来上がった後から変更するのは大変なようで、納得いかないところが沢山感じられました。
それが今、まったく同じツールではないですが、同系統のものを使用したプロジェクトで発生しており、去年のことを思い出しながら対応しています。とにかく、ここで「プログラム体質」と「デザイン体質」という、人種の違いがハッキリするなと感じています。このツールを開発したところは大企業ですが、開発段階で自分のような意見がまったく無かったと考えると、デザイナーなんぞそもそも不要な分野と考えられているのでしょう。かくいう自分も大学時代、このツールの授業を取って、単位取得に苦労しましたが、現在はバージョンが変わっており、自分の頃のバージョンとは「別物に」なっていると、当時の同級生から聞きました。
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