This is a pen! ずいぶん前に流行った 英語がよくわからない時に とぼけて言う 初めて学んだ英語ギャグ 最近では Pen-Pineapple-Apple-Pen 初めて踊った変なダンス ペンで書くことを忘れ 次はどんなブームが来るのだろう
風邪も落ち着き本屋へ向かった 小説棚の前に立つ 一冊も本を開かずに パワーを本から感じる 詩集が少し置いてある棚へ立つ 開いてもすぐに閉じてしまった 勝手に想像した エネルギーの差を感じる センス、表現力、時代とかではなく なぜ僕らのエネルギーは 小さく収まっているのだろう
こんな私にも詩に関わる原稿の締め切りがある。なぜか重なる時には、定期締め切りと突発に来る締め切りが被ってしまう。締め切りとか言うとなんか詩をやってますみたいで、充実しているような感じだけど、プレッシャーと不安はどんどん積もって精神はパンパンになってしまう。じゃあ、辞めてしまえばいいのに、と言われてしまいそうだけど好きなんでしょうね、このような活動を続けているのだから。 そして今、メールで原稿を送り全て終了。もう送った作品等の確認はしません。これ以上の推敲に良いことは無いと感覚でわかるので。自分の心に曇りのない、と。後ほど、紙面を見て「あれっ」と思っても「人間だもん」って感じで自分を許す。これをしないとずっと詩などは書いていられないので。開き直り? そうかもしれない、が。とりあえずベストは尽くし感あり!
毛布に包まり 警報的なアラーム音でも 揺すっても起きない うるさいっ なんだなんだの逆ギレかっ みのむし娘は起きやしない ぎりぎりでやっと起き またプンプン なんで起こさなかったの とかいって でも 部活での頑張りを知っているよ 心の中でいい子いい子して 行ってらっしゃい
詩書き(詩読み)人口はどうなっているのだろう? 日常生活の中で「私、詩を書いてます!」という方は、まず出会わないですね。社会人になり私が詩のイベント以外で、詩を書く人に出逢ったのはひとりだけです。詩書き人口などこだわる必要がないのですが、とある詩のイベントで学生を集めることになり、いろいろ調べますとやはり俳句が今、人気のあることを知りました。高校生では、「全国高校俳句選手権大会」という大会があり、俳句甲子園と呼ばれ文芸部では盛んに活動をしているようです。それに一般の方では文学館や公民館などの教室でも俳句を楽しむ会がよく行われています。 詩の方では、ポエムリーディングなどの大会がありますが、誰もが気軽に詩を楽しめるコミュニティーの場は少ないように感じます。 マイナー、それがいい、という方もいますが、ドカンっと詩のブームとか来ないですかね、と個人的には思うのですが。詩の文学力や芸術力が日々の暮らしを豊かにしてくれるはずです。天才のカリスマ詩人が現れたのなら、詩の時代が来るかもしれません。いや、そんな詩人はいらないですね。今、詩を書かれているみなさんが盛り上げてくれることでしょう!
高校一年 新設校のため校舎が一棟のみ 体育館が建てられてゆく工程をずっと見てきた バスケットボール部は 部員がならした土の上で練習していた 体育館もなければ部員も四人 そして体育館が完成したのは三年の四月 六月に初めての公式戦へ参加 三本のシュートだけ決め引退 それでも青春
どうでもいいと言われたことは 僕にとってこだわりだったりする 君が僕でないのだし、僕が君でないのだから そこに壮大な自由があってもいいじゃないか 僕を形成する生きがいの骨格で飛ぶのさ と、僕は意地を張って言い返している まだ、君を意識していると言うのか まだ、同じ土俵で転がっている
姿の見えない鳥が鳴く 何処からか分からないグワングワンの音 隙間を抜ける風の正体は不明 行き先は調和され均衡の密度 その中を俺は抵抗の少ない体感世界へ進む 暗い下り階段の入り口が待つ 俺の中の誰かが洗脳するかのように とても滑らかな足は回り続け 溝を深くしてゆく