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詩は元気です ☆ 齋藤純二

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ブログ投稿を始めてもう一か月に……

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ブログ投稿を始めてもう一か月に...

ブログ『詩は元気です』をご拝読くださった皆様、誠に有難うございました。

早いものブログを開設して一か月が経とうとしております。
一寸の光陰軽んずべからず、ですね。
夢中で詩を書き投稿し、私が幸せな時間を過ごすことができたのも
皆様のご訪問があってのことですので、たいへん感謝致しております。
ご訪問データを拝見致しますと励みになります。
たくさんのご訪問、有難うございました!

皆様に今以上、詩を通し元気になられるよう精進してゆこうと思っております。
何卒、今後も『詩は元気です』を宜しくお願い致します。
#雑記

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回想メリーゴーランド

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デパートの屋上
なんちゃって遊園地に
ゲーム機がところ狭しと並んで
あの賑わいは何処へ行ってしまったのだろう

三百円を上手に使い
半日を過ごしたのはちょっと昔のこと
ゲーム機で簡単に景品をゲットする
ヒーローなんかがいて
その腕前に目を光らせ「すげえ」って叫んでいた

帰りにはデパートの裏手にある
おばあちゃんが開いている店の
100円うどんを食べ
フルコースを楽しんで帰ったものだ

今、私は大型ショッピングセンターの屋上
疎らに車が置かれている駐車場に
運転席の背もたれを倒し窓を全開
家族の買い物を待っている

店内をまわっていると頭が痛くなってくる
私の買い物はいつも即決なので
あれは、これは、いやこっちの方がいいわね
なんていうのには付き合えないし
とても苦痛に思えてしまう

だから、私は運転手に徹して
車内で二時間でも待っている

小遣いがチャリチャリ鳴った頃を思い出し
ぼーっとする時間に癒されるのも
悪くないし、意外と好きなのかもしれない


ワオ!と言っているユーザー

『ちょび句』2・3・2と歌う

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久々に行きますか、ちょび句の2・3・2


そのㅤそらのㅤそら

我ㅤ笑うㅤカァーと

朱はㅤ果てたㅤ夢

萌えㅤ足らぬㅤ秋


いつもながら達成感を味わうことのできぬ、ちょび句。

難しやㅤこめかみ押してㅤああちょび句


#雑記

ワオ!と言っているユーザー

日曜日の朝は

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おはよう

シリアルに牛乳をいっぱい
レーズンの粒にニヤつき
射し込む陽射しは柔らかくて

今日の予定は?

特にありません!

窓からの景色も優しく
自由な時間が広がっている幸せ

いいじゃありませんんか
なにもない日曜日ってのも

ああ、まったりしていよう
雲の流れを横目に
読書なんかしてコーヒーを飲んで

そんな時間も大切ね

ああ

二匹の猫が足元でじゃれ合い
日曜日の平和で満たされてゆく

物干で揺れるTシャツ
朝からツイストを踊っている

撫でる風はサックスのように
陽気に吹かれては上機嫌

洗濯バサミの擦りあう音さえ
小鳥のさえずりのように

車の流れは波打つ音のように
カーテンは靡いいて寄せては返す

幸せね

ああ、なんだか幸せだね

#詩

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パイオニア詩人

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図書館には詩集がある
私の至福の時間を棚から選ぶ

有名な詩人の詩と対談が書かれたもの
分厚い本を抱え明るい場所へ向かった

そこには
サービス精神たっぷりの
とても素晴らしい文字が繋がり

プロの詩人がいるもんだ
関心するばかり

私が感じたのは芸術でない詩
エンターテイメントな詩
そんな印象だった

詩はくだらないもの

詩人の言葉には愛情が見えている
生きた世代の照れという美しさがあり
私にはない時代の色に感銘した

自分の父親と被る面影
職人の現役詩人に会えた幸せ

そして
どんな言葉で締めくくるのだろう
そこに興味が唆られるのは
不謹慎なことでしょうか

いや
そこは聞き逃してはいけない

#詩

ワオ!と言っているユーザー

昭和の図面書き職人(東京編)

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あっし(あたし・わたし)は外の空気が吸いくなりまして、設計事務所を抜け出しタバコを吸っていたのであります。そこへ、課長さまがいらっしゃって「仕事が詰まってんだから、事務所に戻ってとっとと書け」なんて、申しましてあっしのくわえていたタバコをつまんで、ポイって投げてしまうのですから、いただけない話で。課長さまは図面も書かずにひとの尻しか叩くことしかできない、へっぽこ野郎でございます。あっしが会社のためどれだけ身を粉にして働いているのかなんて、雲の上の話なのでしょう。広尾ガンガンヒルズのサッシ(窓枠の建材)を全棟、あっしが全て徹夜して線を引き続けたというのに、課長さまは「取引先へ行ってくる」と、おっしゃりパチンコへ行かれてしまうのですから、間尺に合わないことでございます。あの方が課長さまなのですから、あっしはもうこの会社にたいそう呆れちまった次第で。課長さまの頬に一発、食わらせていただき会社からさよならいたしましょう。そりゃ、スキッとするにちげえねえ、なんて思うのでございます。

まあ、あっしもこの業界で食っていかなきゃ生きていけねえ身、チンピラみてえなことはしたくはございません。なんせコブシが汚(けが)れるってえのは、いただけねえことと思いますし、この手は大事な商売道具ですから、課長さまを殴るにはもったいないでございます。なにかぎゃふんと言わせる企てはないかと考えたのです。そんなわけで、図面の締め切り三日前に仮病を使い会社を休むという流れになりまして。今、てえへん(たいへん)大きな仕事が入っていまして、その図面を書けるのはあっしだけ、同じ課の連中には無理なわけです。それで課長さまがあたふたすんのを想像しますと楽しくなったのでございます。

案の定、課長さまから電話が来まして。
「おい、齋藤くん、具合はいかがかな、お見舞いはバナナかい、メロンかい?」
なんて、手のひら返すようなこと課長さまがおっしゃり、あっしは僭越ながら言葉を返したのでございます。
「そうですね、きれいなお姉ちゃんがメロンをあーんと食べさせてくれたなら、治るかもしれませんが」って。
そしたら課長さまが、ほんとうに網目のついた大きなメロン数個とお姉ちゃんの裸の本を、えっちらおっちらと持ってやって来るのですから、おったまげたわけで。どんだけ、他力なんですかね。自分で図面ぐらい書きゃ済むのですから。けど、課長さまの書いた図面は現場のでいく(大工)から「ヘッタクソな図面だな」って、ほざかれるくらい使えねえ代物で。線もろくに引けねえ課長さまは、口だけは金魚みたいにパクパクしてしゃべり続けるのだから、滑稽で憐れにも思えてきやした。なんで、やっこさん(あの方)が課長さまになれたか、とんと理解できませんで。まあ、べっぴんさんのあの本をめっける(見つける)才だけは、右に出るものはございませんが。

結局、締切日も出勤しませんで、こんな会社なんて辞めようと思ったのです。それでもまた課長さまから電話がかかって来まして 、「具合はどうだ。もう、大丈夫なんだろう。頼むから、締め切りに間に合わせてくれ。今月分の給料は、少し色つけてもらうから、なあ、出勤できるだろ」って申します。
「するってえと、指五本分になりますかね」
あっしはぶっきらぼうに発しました 。
「んっ、二本が限界だ」
「あいたた、また頭が痛くなって」
「わかった、わかった、では三本出そう」
「四本。ここは、譲れませんよ」
「ふぅ〜、わかった四本な」
それで、事務所に行き特急並みの速さで図面、書きました。するってえと、課長さまがニタニタ顔してあっしの手を握りやがったもんだから、情けねえ男だねえ、なんて思ったのです。その後がさらによろしくございません。課長さま、あっしに爆弾を投げたもんですから。給料を指四本分の上乗せ、ってことだったのですが、一本は一万円ではなく、千円札を四枚上乗せた給料を渡してきたんですから、たまげてしまい、あっしの頭がドドンっと爆発したわけで。

けっきょく、課長さまの顔はもう拝みたくないと会社は辞めまして、あっしは自営で設計屋を始めたってわけです。それでも、課長さまが懲りずにまたあっしに仕事を依頼してきやがるのには、開いた口が塞がりません。そりゃ、あっしでないと書けない難しい図面で、札束を目の前にちらつかせて来るのですから、ここまで来ると尊敬してしまうのでございます。結局、あの手この手で、ひとにやらせて仕事を納めてしまうのですから、たいした玉ですわ。そこに課長さまが出世したわけがちらりと見えたわけです。けど、やっこさんを、いやいや課長さまをひととして認めたわけじゃありませんぜ。

「まあまあ、そう言わずお代は弾むから」
「図面、一枚を三千円の二十枚以上なら」
「二千円 が限界だな」
「仕事には困ってないので、ほかをあたってくださいな」
「なら、二千五百円でどうだ」
「それでは、即払い、ってことでおねえげしますぜ」
「わかった、助かる。では、やってくれるんだね」
「ガッテンでやんす」
それから、課長さまとは二十年の付き合いっていうのも、腐れ縁ってことですかね。七面倒くせえ付き合いをこなすのも、黒っぽい(プロの)稼業でやんすかね。

#詩

ワオ!と言っているユーザー

輝ける場所を

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やっと見つけた
僕が輝けると思える場所

だけど今は少し違って

表現者にとって舞台がなくては
寂しささえも演じられない
落ち着かない足取りで
綴ってみればそれは孤独の詩(うた)

上手く言えないんだけど
僕は振り出しに戻ったようだ
あの孤独な詩作の日々

いや、一周まわって来たはずだから
ひとりで次の階段を上れるはずなのに
なぜだろうこんなに寂しいのは

僕が求めていたのは
詩作上のスキルアップなんかじゃなく
詩を介して湧く情の目覚めと紐づけ

励ましだったり

繋がりだったり

志しの同行者がいる安心感の
癒しだったのかもしれない

でも、さよなら大好きな場所
僕はもう背中を押され次の階段へ
向かっているのだから

乗り越えなくては
次の輝こう場所も現れやしない

それが孤独の詩作であろうと
僕は詩を綴り続けなければ容易く
崩れてしまうのだから
思いに思いを焦がし
吐き出す言葉は詩的に連を重ねよう

まだ見えぬ次の場所
恩恵だけは忘れずにやはり詩を綴り続ける

僕にはそれしかなく
それしか出来ないのだから

#詩

ワオ!と言っているユーザー

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