朝バッチ
10月
25日
輝きバッチが欲しく
夢の不思議を
追いかけ転べば
目が覚めて
なんだか朝から
ふにゃらかな刺激に
止まらない笑い
蹴飛ばされた布団は
綿が散らばり
自由を知ってしまう
太陽光線を撫でながら
もくもくもくと
幸せ雲になっている
言葉にはできない
窓の外の
青い気持ちを
まだ夢に浮かぶ君へ
伝えたいけど
輝きバッチを追って
夢中になっているから
玄関を開けながら
返事のない
「行ってきます」
もうじき
目が覚めるだろう
君の微笑むロマンと共に
今日も間違いない
胸にはキラキラ輝く
朝バッチをこの世界で