映画を観ると
9月
9日
希望を持ったり、憂鬱になったり
製作側でなく与えられている立場に
悔しいと思ったり
色んな感情が日常に混ざり込む
僕は詩を書くことから離れたい時がある
そんな時にはたいてい映画を観る
タブレットでビデオを
詩は書かずにいられないから
書けなくなるという心配はない
集中するとどっと疲れてしまうから
息抜きのつもりで映画を観るが
大勢の魂が入った作品からは
刺さるメッセージの強さにやられてしまう
詩を書くことは自営業みたいで
ハングリーだけど多少の自由はある
意見の食い違いなどの煩わしさはなく
孤独な作業は楽しいと厳しいがある
所詮ひとりの僕はまた詩を書く
映画の誘導的な強引さの真逆も行きたい
自由さだけは揺るぎなく
表現できるのが詩なのだから
そこがとても好きだ