詩の在処
8月
13日
誰を気にして、詩を書いているんだ
僕だけの世界にいた時の自由
たいした自由ではないが夢があった
逃げている時間の中だったかもしれないが
気持ちを吐き出すことが素直に
自分らしさに納得できて
けして今の詩に幻滅しているわけでもなく
ただ僕らしさに彷徨っているだけだ
素直な思いより作品という
読まれることにこだわっている
何を気にして、詩を書いているんだ
誰を気にして、詩を書いているんだ
帰るところへ帰らなくては
詩を行方不明にしないための