君の詩は
1月
30日
澱んでしまうのは
きれいな詩を書こう
なんて思ってしまうから
そこにひとはもう飽き飽きしている
君の千作品を読んでも
同じ詩にしか思えないのは
頑張って詩を書いているからさ
頑張らない努力を知らないから
そうなってしまうんだよ
君はどこかで自分の詩に酔いしれて
恥ずかしの園にいるのさ
詩を書いて充実を得ようなんて
甘すぎるんだよ
そんな次元で言葉は生まれないし
心が詩にあっては駄目なんだ
息を吸って吐くように
自然に言葉を出し入れして
詩を書く感覚すらなくすことから
始めなくてはならない
君はまだ詩を書いていないんだ
やめた方がいいよ
詩を書いている振りなんて