守破離の離(しゅはりのり)
10月
7日
そんな壁にも詩を書いてしまえば良い
安定は求めないように
自分の世界を終わらせないよう
冒険を忘れず閃きの絶やすことなく
ひとは完璧を求めようとするかもしれないが
矛盾した言葉の中にこそ真実があったりする
隙のない詩など一瞬の爽快感しかない
言葉の咀嚼を繰り返すことが出来るような詩は
言葉を超えた言葉にあるのかもしれない
風景ㅤ心情を表現する時
魂を焦がすことだけは忘れてはいけない
誰が書いたものかもわからない詩なら
誰かが書けば良いのだから
自分の考えていることしか表現は出来ない
器を大きするしかないのだろう
見えているもの
見えていなかったひとの思いを感じ
自分を見つめるという冒険心で
考えを深めて行くだけである
画家でも音楽家でも詩人でも
そのひとが握った道具を使い表現する
たまたま我々は詩であって
拘ることは自由と開放を実感すること
だから詩を書くなら
詩への執着からどれだけ離れられるかだ
カタチではないだろう
何のために詩を書いているなんて
何のために生きているって考えるようなもの
答えを探すなど意味を持たない
今までの詩作から離れて行くという独創を求め
自分の生き方を見つめる時が来た
投稿日 2016-10-07 22:33
ワオ!と言っているユーザー
投稿日 2017-01-03 18:20
ワオ!と言っているユーザー