お茶のこと⑥

お茶のこと⑥
なんとなく、あっしのお茶に対するスタンスという価値観、的な事は先回までに書いた通りで、ようやく中国茶の話にはいろうかな、と。



中国茶は色(製法)でザックリ大別されていていると考えて良いと思う。



*緑茶(不発酵茶)

*青茶(半発酵茶)

*黄茶(弱後発酵茶)

*紅茶(全発酵茶)

*白茶(弱発酵茶)

*黒茶(後発酵茶)



これをベースに、さらに外伝的(笑)なお茶の品種が広がってる。

*花茶

*工芸茶(たぶん、工芸茶も花茶の一種に当たると思う)

茶葉ではない菊や、ベースの茶葉に茉莉花を混ぜたりしたもの、茶葉や花を人工的に花開くように細工した物などが含まれる。

っていう認識なんだけど、合ってますよねぇ?



茶葉の種類はこのように分かれていて、さらに特に黒茶の場合、圧縮させた茶葉のカタチなどでも呼び方が分かれている。

例えば、散茶と餅茶(漢字合ってたっけ??)

散茶は茶葉がパラパラ分散している状態、餅茶は圧縮させてブロック状の状態。それが煉瓦状、椀型状、キノコ型状、丸餅型状といった形に成形されていて・・・それぞれに特徴がある。

さらに黒茶のひとつ、プーアル茶には生茶と熟茶という違いもある。

それと、ここでは台湾茶と中国本土の茶を別にする必要はない。

なぜなら、色(製造法)の大別でカテゴライズ出来るから。



もう、何のことかカオスになってくる!(笑)

ちなみに、日本の商品に「黒烏龍茶」とかってのがあった気がするけど。

あれはイメージであって、そんな茶は無い。ハズだ。



さて、ザックリとこういったカテゴリーが有ります、ってだけで。

実際にはまだまだ知らない物もあるだろうし、そもそも。



白・黒・黄・紅・青・緑・花



これらの大別から、さらに細かい品種へと枝葉が分かれていく。

また、収穫場所や収穫時期、生産者の特徴、焙煎のかけ具合、あるいは茶業界によるランキングによる優劣などによって、恐ろしい種類の茶葉と茶の商品数が存在している。



ひとことで「烏龍茶」・・などと言うことは、許して貰えないのである。



ハッキリ言って、それら全て把握することも飲み比べる事も、不可能だと思う。星の数ほど。。という比喩を良くされるけど、まさにその通り。

もう、そうなると本物とか偽物の定義も難しい。

原木から収穫した物のみを「本物」とする、とかは現実味無いしなぁ。

そんな希少価値のあるものは、手にも入らないし。



一応、7種類の大別されたお茶は、それぞれひと通り飲んだけど、圧倒的に飲茶量が足りてない。

特に白茶、黄茶、紅茶、緑茶、黒茶。

白・黄は、流通量と価格・好み、という壁。

緑・紅・黒は種類の多さ、好み、という壁。

とてもじゃないが、試しきれない・・・・。

それでも、飲んでる方だとは思うんだけど。それら全て、時間もかかるしお金も掛かるっすからな。



で、結局、同じお金を使うなら好みのジャンルに投下していくことになる。

投下?いやいや、投資と言っておこう。



あっしはやっぱり、圧倒的に青茶が好きなんすよ。

他のカテゴリーでも、それぞれに好きな茶葉はモチロンあって、もし聞かれることが有ったら「コレが好き!」っていうのは有るんすよ。

でも相対的に考えて、興味や満足度は青茶から得られるモノが大きい。



そして、この青茶というカテゴリーにもまた、お察しの通り、当然膨大な種類が存在していて、とんでもないことになる。

それでも、まあ、時間も労力もかけて自分の好みを育ててきたから、膨大な青茶の品種の中からでも、好きな物がピックアップされている。



ふう・・書いていて、疲れてきた・・・

続く
#お茶

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