6月
22日,
2020年
お茶のこと⑥
中国茶は色(製法)でザックリ大別されていていると考えて良いと思う。
*緑茶(不発酵茶)
*青茶(半発酵茶)
*黄茶(弱後発酵茶)
*紅茶(全発酵茶)
*白茶(弱発酵茶)
*黒茶(後発酵茶)
これをベースに、さらに外伝的(笑)なお茶の品種が広がってる。
*花茶
*工芸茶(たぶん、工芸茶も花茶の一種に当たると思う)
茶葉ではない菊や、ベースの茶葉に茉莉花を混ぜたりしたもの、茶葉や花を人工的に花開くように細工した物などが含まれる。
っていう認識なんだけど、合ってますよねぇ?
茶葉の種類はこのように分かれていて、さらに特に黒茶の場合、圧縮させた茶葉のカタチなどでも呼び方が分かれている。
例えば、散茶と餅茶(漢字合ってたっけ??)
散茶は茶葉がパラパラ分散している状態、餅茶は圧縮させてブロック状の状態。それが煉瓦状、椀型状、キノコ型状、丸餅型状といった形に成形されていて・・・それぞれに特徴がある。
さらに黒茶のひとつ、プーアル茶には生茶と熟茶という違いもある。
それと、ここでは台湾茶と中国本土の茶を別にする必要はない。
なぜなら、色(製造法)の大別でカテゴライズ出来るから。
もう、何のことかカオスになってくる!(笑)
ちなみに、日本の商品に「黒烏龍茶」とかってのがあった気がするけど。
あれはイメージであって、そんな茶は無い。ハズだ。
さて、ザックリとこういったカテゴリーが有ります、ってだけで。
実際にはまだまだ知らない物もあるだろうし、そもそも。
白・黒・黄・紅・青・緑・花
これらの大別から、さらに細かい品種へと枝葉が分かれていく。
また、収穫場所や収穫時期、生産者の特徴、焙煎のかけ具合、あるいは茶業界によるランキングによる優劣などによって、恐ろしい種類の茶葉と茶の商品数が存在している。
ひとことで「烏龍茶」・・などと言うことは、許して貰えないのである。
ハッキリ言って、それら全て把握することも飲み比べる事も、不可能だと思う。星の数ほど。。という比喩を良くされるけど、まさにその通り。
もう、そうなると本物とか偽物の定義も難しい。
原木から収穫した物のみを「本物」とする、とかは現実味無いしなぁ。
そんな希少価値のあるものは、手にも入らないし。
一応、7種類の大別されたお茶は、それぞれひと通り飲んだけど、圧倒的に飲茶量が足りてない。
特に白茶、黄茶、紅茶、緑茶、黒茶。
白・黄は、流通量と価格・好み、という壁。
緑・紅・黒は種類の多さ、好み、という壁。
とてもじゃないが、試しきれない・・・・。
それでも、飲んでる方だとは思うんだけど。それら全て、時間もかかるしお金も掛かるっすからな。
で、結局、同じお金を使うなら好みのジャンルに投下していくことになる。
投下?いやいや、投資と言っておこう。
あっしはやっぱり、圧倒的に青茶が好きなんすよ。
他のカテゴリーでも、それぞれに好きな茶葉はモチロンあって、もし聞かれることが有ったら「コレが好き!」っていうのは有るんすよ。
でも相対的に考えて、興味や満足度は青茶から得られるモノが大きい。
そして、この青茶というカテゴリーにもまた、お察しの通り、当然膨大な種類が存在していて、とんでもないことになる。
それでも、まあ、時間も労力もかけて自分の好みを育ててきたから、膨大な青茶の品種の中からでも、好きな物がピックアップされている。
ふう・・書いていて、疲れてきた・・・
続く