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神道青年協議会の総会で「寄せ書き日の丸」について講師を務めさせて頂きました。

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捜索班の工藤です。令和6年4月4日、北海道神道青年協議会の総会で「寄せ書き日の丸」について講演、講師を務めさせて頂きました。
 
聴衆は全道各地から集まられた青年神職の皆さまでした。50名弱の皆さまを前に、思いのたけをお話させて頂きました。とは言え、準備した内容と、私に与えられた90分という時間のバランスがうまく取れず、私としては大いに反省点の残る講演となってしまいました。しかし、聴衆の皆さまは大変に興味を示してくださり、「寄せ書き日の丸/遺霊品返還」は関心の高いトピックであると再認識致しました。
 
この講演には「寄せ書き日の丸」のベーシックから、日本人にとっての「寄せ書き日の丸」とは、米国人(元連合国側)の旗を返還くださった方々の思いなど、お話させて頂きました。講演には米国本部から当会共同代表、レックス&敬子・ジークからのビデオメッセージ。そして世界で初めて「寄せ書き日の丸」を学問として確立し、博士号取得を目指す米国人大学生「アレキサンドラ・デリオン」氏が来日時に実際に参列した「日章旗返還式」に対する彼女視点の感想、そして日本文化がどのように映っているのかを同様にビデオメッセージとして寄せて頂きました。また、一昨年に日章旗返還式を開催させて頂いた、広島護国神社の藤本宮司からもメッセージを頂きました。

当日は米国からご遺族捜索未着手の日章旗を2枚取り寄せ、実物を展示させて頂きましたことから、実際に戦争の遺物をその目で見てもらう機会ももうけました。戦時中の実際に存在した人々の想いが80年の時を超えて現代を生きる私たちに語り掛ける声を少しでも聞き、感じる機会になったのであれば幸いです。

皆様からは他でもこの講演を行って欲しいと多くのお話を頂きました。もし次回があるのであれば私ももっと強く大事な核心に迫るお話がしたいと考えています。

会の運営など本当に多くの準備に時間を費やしてくださった青年神職の皆さまありがとうございました。
この場を借りてあらためて御礼申し上げます。
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