NHK/戦死した豊橋市出身の男性のものとみられる日章旗が遺族に返還(A Japanese flag believed to belong to a man from Toyohashi City who was killed in action is returned to his bereave)
2月
4日
返還された日章旗は太平洋戦争中の昭和20年2月26日にフィリピンのルソン島で32歳で亡くなった豊橋市出身の加藤博夫さんのものとみられます。
アメリカのコネチカット州の人が持っていたもので、日章旗の返還に取り組むアメリカの団体や日本の遺族会の活動で返還が実現しました。
3日は加藤さんの長女の加藤侑子さんと次女の白井式子さんが豊橋市役所を訪れ、浅井由崇市長から日章旗を受け取りました。
日章旗には加藤さんの名前をはじめ「武運長久」の文字やおよそ580人の名前が寄せ書きされています。
長女の加藤侑子さんは「父のぬくもりのようなものを感じ、奇跡のようでびっくりした。ありがたいことです」と話していました。
また、次女の白井式子さんは「父のことは全然記憶にはないが、会えた気がしました」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/tokai-news/20230203/3000027403.html?fbclid=IwAR2yOiC6SKL14XfU3xhv_1S8_7FNP9khoYadl8IvfhEm4a-m_JVkgEt0Wlc