年をとると1年が早くなる?
12月
8日
早いもので、今年も間もなく1年が終わろうとしている。大人になると、なぜこうも月日が経つのを早く感じるのだろう? 子供時代の1日は、いま体感する1日よりもずっと長かった気がしてならない。まして1年という月日は、途方もない長さだった。1年前の出来事といえば、はるか過去の話、1年先の出来事は想像もつかない未来だった。
人は、年を取るほど時間の経過を早く感じるようにできている、と聞いたことがある方も多いだろう。実はこれ、脳科学の世界では50年以上も前から議論されてきたテーマであり、国や民族を超えて普遍的な感覚だ。その奇妙なメカニズムは、いまだにはっきりと解明されていないのだという。
ただ、この現象に影響している要因として、以下のようなポイントが考えられる。
●長く生きれば生きるほど、これまで生きていた生涯年数に比べて、「1年」の比重が相対的に小さくなり続けることが要因。だから年を取ればとるほど、時間の経過が早く感じられるようになる、というわけ。
●加齢にともなって身体機能や脳機能が低下すると、どうしても一つ一つの判断や行動にかかる時間が長くなってしまう。そうすると、1日の仕事や行動量が減り、相対的に1日が短く感じられるようになる。
また、以前にフランスとアメリカのチームが共同研究した結果によると、人は「体を使う課題に取り組んだ時は時間を長く感じ、頭を使う課題に取り組んだ時は時間を短く感じる」との結果が得られたという。
つまり、大人になると、子供のころより頭を使う場面が多くなるので、時間の経過が早くなる、というわけだ。
いずれにせよ、「年を取ればとるほど、時間が早く過ぎ去っていく」という感覚があるのは間違いない。メカニズムの解明は今後の研究に期待するとして、少なくともいまの1分1秒を大切にする意識だけは持っておきたいものだ。
1日がアッと言う間に過ぎ去って行くんだから1年なんてアッと言う間だと思う。
子供の頃だってアッと言う間に1日が終わったと感じたから今と変わらないんだけど皆様は違うんだろうか?
やる事を遣ったら直ぐ夜になってたもん!何で此んなに時間が経つの早いんだろう?と思って居たもん!矢張り幾つになっても時間が経つのは早く1年が過ぎるのも早いと感じる。