注射器の中身はミルク!?愛猫ナルが教えてくれたポジティブの真実
8月
18日
注射器の中身はミルク!?愛猫ナルが教えてくれたポジティブの真実
不安の正体
調べてみると、雄猫も乳がんになることがあるらしい。
しかも発症率は1%程度とはいえ、見逃せない数字。
もう一つのしこり
診察台の上で、先生が丁寧に触診していると…。
待合室での20分
検査のためにナルが別室に運ばれ、私はひとり診察室に残されました。
時計を見れば、15分…20分…。
予想外の結果
ようやく先生が戻ってきました。
手には2本の注射器。
開いた口がふさがらない
頭の中は「なぜ?どうして?そんなことあるの?」でいっぱい。
でも、同時に思いました。
新たな発見
最終的な検査結果は「しこり=ミルク」。
けれど、その代わりにナルは 甲状腺機能亢進症(バセドウ病) であることがわかりました。
笑いと安心と
不安で押しつぶされそうになった診察室。
けれど結果は“乳がん”ではなく“授乳(!?)”。
心の支え
ナルは私の人生に欠かせない心の安らぎです。
ただそこにいてくれるだけで、気持ちが和らぐ。
そして今回も、笑わせてくれて、気づきをくれました。
ポジティブの正体
待っている20分間、私はポジティブでいられませんでした。
でも、結果が出た途端に笑ってしまった。
それから1ヵ月後
1ヵ月後の検診で、また少しミルクが溜まっていました。
でも今回は、細胞も一緒に見つかり、再び検査へ。
気づきと学び
人生って、予想もしないことが起こる。
猫が突然ミルクを出すなんて、本当に誰が想像できたでしょう?
あなたへ
あなたは最近、不安でいっぱいになった出来事はありましたか?
そのとき、どんな考え方をしましたか?
まとめ
今回のナルとの出来事は、
「不安に押しつぶされそうなときも、未来は意外と笑える方向に転ぶことがある」
という大切な教訓になりました。
久しぶりの再会
長く日本に行っていて、何ヶ月かぶりに愛猫ナルと再会しました。
家のドアを開けると、変わらずマイペースで迎えてくれる姿に、ほっと胸をなでおろした瞬間。
長く日本に行っていて、何ヶ月かぶりに愛猫ナルと再会しました。
家のドアを開けると、変わらずマイペースで迎えてくれる姿に、ほっと胸をなでおろした瞬間。
でも数日経った頃、ふと体をなでていると、お腹のあたりにしこりを感じました。
場所は乳首の真下。
場所は乳首の真下。
「え…?」
一気に血の気が引きました。
不安の正体
調べてみると、雄猫も乳がんになることがあるらしい。
しかも発症率は1%程度とはいえ、見逃せない数字。
しかも、ナルは以前より痩せている気がしました。
胸の奥から心配がせり上がってきて、すぐに動物病院へ連れて行くことにしました。
胸の奥から心配がせり上がってきて、すぐに動物病院へ連れて行くことにしました。
もう一つのしこり
診察台の上で、先生が丁寧に触診していると…。
「ここにもありますね」
そう言われて、もう一つしこりが見つかりました。
それもやはり乳首の真下。
それもやはり乳首の真下。
その瞬間、直感しました。
「きっと乳がんだ…」
「きっと乳がんだ…」
先生の口からも “It’s not a good sign.”
重い言葉が落ちてきました。
重い言葉が落ちてきました。
待合室での20分
検査のためにナルが別室に運ばれ、私はひとり診察室に残されました。
時計を見れば、15分…20分…。
普段はポジティブな私でも、このときだけはどうしても「良い結果」を思い描けませんでした。
「もし乳がんだったら、手術?放射線?それとも、自然に任せる…?」
次々と浮かんでくる選択肢に、心は揺れ続けていました。
「もし乳がんだったら、手術?放射線?それとも、自然に任せる…?」
次々と浮かんでくる選択肢に、心は揺れ続けていました。
予想外の結果
ようやく先生が戻ってきました。
手には2本の注射器。
「これを見てください」と言われても、しこりの細胞なんて見分けられるはずがない…。
そう思いながら近づくと、注射器の中には白い液体が。
そう思いながら近づくと、注射器の中には白い液体が。
先生が一言。
“It’s milk!!! He is lactating!!!!”
…え?
シニアの雄猫が突然ミルクを出すなんて!?
開いた口がふさがらない
頭の中は「なぜ?どうして?そんなことあるの?」でいっぱい。
でも、同時に思いました。
「癌じゃなくてよかった!!!」
理由なんてどうでもいい。
ミルクであれば、命に関わらないのだから。
ミルクであれば、命に関わらないのだから。
その瞬間、重く垂れ込めていた不安の雲が、スッと晴れていきました。
新たな発見
最終的な検査結果は「しこり=ミルク」。
けれど、その代わりにナルは 甲状腺機能亢進症(バセドウ病) であることがわかりました。
食べても食べても痩せてしまう病気。
シニア猫にはよくあるそうですが、今回の“ミルク事件”がきっかけで早期に発見できたのは本当に幸運でした。
シニア猫にはよくあるそうですが、今回の“ミルク事件”がきっかけで早期に発見できたのは本当に幸運でした。
笑いと安心と
不安で押しつぶされそうになった診察室。
けれど結果は“乳がん”ではなく“授乳(!?)”。
私は大笑いしてしまいました。
ナルはいつも不思議でおかしな行動をする猫だけど、今回は桁違い。
笑いの神さままで降りてきたようでした。
ナルはいつも不思議でおかしな行動をする猫だけど、今回は桁違い。
笑いの神さままで降りてきたようでした。
心の支え
ナルは私の人生に欠かせない心の安らぎです。
ただそこにいてくれるだけで、気持ちが和らぐ。
そして今回も、笑わせてくれて、気づきをくれました。
ポジティブの正体
待っている20分間、私はポジティブでいられませんでした。
でも、結果が出た途端に笑ってしまった。
この経験から改めて感じたのは――
「ポジティブって、“結果が良いからそう思える”のではなく、“どんな結果でも受け止める力”のことなんじゃないか」
ということです。
「ポジティブって、“結果が良いからそう思える”のではなく、“どんな結果でも受け止める力”のことなんじゃないか」
ということです。
それから1ヵ月後
1ヵ月後の検診で、また少しミルクが溜まっていました。
でも今回は、細胞も一緒に見つかり、再び検査へ。
今はただ、「どうか癌じゃありませんように」と祈るばかりです。
気づきと学び
人生って、予想もしないことが起こる。
猫が突然ミルクを出すなんて、本当に誰が想像できたでしょう?
でも、そこから笑いが生まれたり、病気の早期発見につながったりする。
不安も心配も、結局は「どう見るか」で変わるんだな、としみじみ感じました。
不安も心配も、結局は「どう見るか」で変わるんだな、としみじみ感じました。
あなたへ
あなたは最近、不安でいっぱいになった出来事はありましたか?
そのとき、どんな考え方をしましたか?
結果が出てみれば、思わず笑ってしまうことだってあるかもしれません。
まとめ
今回のナルとの出来事は、
「不安に押しつぶされそうなときも、未来は意外と笑える方向に転ぶことがある」
という大切な教訓になりました。
ナル、これからもどうか元気で、私を笑わせてね。