18号台風の爪痕 --日光川上流部
9月
16日
右側の白いビルは大江川沿いの排水機場。
左手が大江川で、水面が穏やかなのは上流で流れが遮断されているから。これに反して右側の日光川は波立っているのが分かる。
白い建物は「大江排水機場」でフル運転で日光川からの水を大江川上流(北)と逆送するらしい。その水は北の木曽川方面へと流れる。
ここにある日光川水門---画面左の白い構造物---は、普段確認すると、幅1メートル弱、深さもそれくらいのささやかなもので、目に留める人はほとんどいない。
右奥の森は瀨部スポーツ広場。江南市と一宮市の境界部分である。
土地の人に聞いたら、今月5日には路面まで冠水していたらしい。
草に覆われている右手の堰堤は新般若用水。上のフェンスはツタ草で覆われている。
日光川--この下をサイフォンで潜っている--の水は、新般若用水には落ちないため、このように溢れる。
左の森はスポーツ広場、右奥の白い建物はフジフーズ。
台風の影響で敬老会が中止になってしまいました。これまで準備を進めてこられた皆様はお年寄り同様、大変残念な思いをしておられることでしょう。
10日ほど前の5日にも集中豪雨がありましたが、今回の18号台風は勢いを増しながら上陸、長時間にわたる豪雨をもたらし各地で避難騒ぎが頻発しました。
幸い当地では避難までには至らなかったようですが、県が管理する日光川ーー江南団地~松竹~瀨部~淺井(温故井池)~大江川ーーの整備が遅れており、今回の降雨の影響を確かめに出かけてみました。
江南団地や松竹辺りでは幅1メートルにも満たない日光川ですが、大昔は木曽川の川筋に当たるため雨水が集中しやすいようです。