私たちが持っている恐怖はホントは2つだけ?!ケンカは怖くない?!
11月
19日
大人になる過程で、恐怖は増えていく。暗闇恐怖症・虫への恐怖・高所恐怖症・対人恐怖症・・・いろいろな恐怖が増えていく。
でも赤ちゃんはたった2つだけ。" 落下の恐怖 " と " 大きな音の恐怖 " だけ。
1. 落下の恐怖 → 高い所から落ちたら死んじゃうからね、そりゃ恐怖だよね。
2. 大きな音の恐怖 → 危険を知らせる音だからかな?!
2つのうち「大きな音」というのが興味深い。
大きな音ってどんな音???
・危険を知らせる時に叫ぶ声は大きな音。
・急ブレーキや物が衝突する音も大きな音。
・ガラスが割れる音も大きな音。
これらは危険を知らせる音。
「生命に危険を与えますよ」とか「怪我しますよ」というサインでもある。
危機を察知して危険を回避する、生物がもつ生存能力だから、赤ちゃんにも生まれつき備わっているんだろうね。
ほかの大きな音は???
夫婦喧嘩もヒートアップすると大声になるよね (笑)。これも大きな音。
夫婦喧嘩をすると赤ちゃんが泣くことがある。赤ちゃんが「度を超すと愛がなくなるよ~」とか、「そこに愛が足りないですよ~」とかを、もし察知して泣いているなら、その赤ちゃんの能力って、すごいと思う!
ケンカも度を越さなければ、悪いことではないと思うんだけど、赤ちゃんにとっては、ケンカをする怒鳴り声は恐怖なんだろうね。
ケンカは、お互いの境界線を知ることでもあるし、仲がよかったり、信頼していたり、甘えられる人だったりするからこそ、ケンカができるというのもあるからね。
ケンカの相手が悪い人というわけでもないし、ケンカが悪いというわけでもないと思う。
子どものときみたいに、ケンカして、怒って、泣いて、仲直り、とは、大人になるとなかなかないというのが現実だもん。
そう思うとケンカのできる相手って、大人になると特別な相手!そんな相手がいると人生豊かかも?!