子どもらしさってどんなことでしょう。元気さ、伸びやかさ、みずみずしさなど子どもを形容する言葉があります。中でも何かにとりつかれたように熱中することが子どもらしさではないかと思います。時間を忘れ夕方まで外で遊ぶ子ども達、食事をするのも忘れ部屋の中で自分の好きなことに無心になることは、まさに子どもが本来持っているものでしょう。そしてこれは子どもの特権でもあるように思います。いつも時間に追われている大人と違って、自分のことだけ一生懸命になれることはまさに子どもならではです。この時間こそ、好きになる、集中する訓練にも通じる大切な時なのですが、残念ながら大人以上に忙しい子ども達には、この「ゆとり」の時間が段々削られているような気がします。
一見無駄に感じる子どものゆとりの時間こそ、勉強にも通じる大切な訓練の時間だと思います。無心に取り組む子どもの目は本当に輝いています。しかし、させられている場合の目には輝きがありません。
(ラッコ横山)
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