先週の土曜日、いつも通り新聞受けに新聞を取りに行きました。折込が入って厚くなった新聞の束を引くと、中の折込の一部がバサッと床に落ちました。すごい量の折込チラシです。折込にも一応目を通すことにしているので、この日はなかなかそれが終わりませんでした。最近、折込の数は増えてきていますが、それにしてもこの日は特に多いような気がしました。そこで、いくつ入っているのか数えてみることを思い立ちました。そして、その結果は55部も入っていたのです。
そして、昨日(春分の日)も同等の量が入っていたので、これも数えてみました。何と56部も入っていました。この日は、もう全部に目を通す意欲はおこらず、ふだん見慣れたものだけをピックアップして、それだけにざっと目を通すだけになってしまいました。以前勤めていた会社では、チラシは折込の一番少ない火曜日に入れること、いつも同じ形式のものを使うことを方針としており、それなりの効果を上げていました。この日の自分の行動を見て、この方針の正しさが改めてわかった気がしました。
年度末で、各企業も期末決算に向けて追い込みををかけているのでしょうが、これだけ多いとせっかく入れても見てもらえない可能性の方が高くなってしまいます。それなのにこれだけ多くのチラシが入るのは、景気が良くなってきたせいなのか、それとも他の会社と重なる日にしか入れられないことを考えると、冒険をする余裕のないことのあらわれなのかのどちらかなのでしょう。私には後者の方に思えるのでした。
カーネル笠井
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