夕暮れの窓辺にて 窓の外を眺めていると、庭に植えたイチョウの木が目に入る。 かつては秋になると黄金色に紅葉し、春になると若葉を楽しみ 心を躍らせたものだった。 チンチラの猫が膝の上で丸くなり、その温もりが心地よい。 猫の存在が、今の私の生活の中心だ。 金銭的な豊かさはなくとも、 この静けさの中に心の豊かさを見出している。