心理学者の知見によれば、先延ばしは時間管理の問題ではなく、対処メカニズムの問題であるという。 人は物事を先延ばしすることで、気の進まない仕事を避け、代わりに一時的に気分が良くなることに手を出す。 オタワにあるカールトン大学の教授で、先延ばしの研究を行っているティモシー・ピチルはこの回避行動を、“心地よさへの屈服”と呼んでいる。