「年を取る」の「年」は常用漢字表に載っている漢字なので公的な文章で使うことができます。
一方、「歳を取る」の「歳」は常用漢字表に載っていない漢字なので、公的な文章で使うことはできません。
常用漢字とは、現代の国語を書き表す場合の漢字使用の目安として、内閣告示の常用漢字表で示された日本語の漢字のことです。
現行の常用漢字表は、2010年11月30日に平成22年内閣告示第2号として告示され、2136字で成り立っています。
「年を取る」と「歳を取る」は公的な文章で使えるか使えないかはあるものの、どちらも正しい日本語になります。
したがって、日常生活において「年を取る」と「歳を取る」は、好きな方を使っても問題ありません。
■私のブログでは「としをとった」が多いですよね。いつも書くときに迷っていました。
これからは、どっちにしようかな。公文書でもないので、きまぐれその時のニュアンスできめようかな。