2022年、タワーマンションの廃墟化が始まる?!! 「実は雨漏りしやすい」タワマン老後を楽しみにする人を待つ悲惨な末路。こんな見出しが躍っている!
6月
4日
タワーマンションは2000年前後にブームとなり誰もが憧れる人気レジデンスなのですが、当時建てられたタワーマンションが築15年、20年となっている現在、入居者は3割も満たしていないところが多いのが現状です。
さらに、外壁が汚れていたり、プールやジムなどの共用施設も閉鎖されているところがほとんどです。
資産価値が下がっているので引越しができずに仕方なく住んでいる人が残りの入居者、というタワーマンションが増えてきています。
なぜこのような状況になってしまったのかというと、、、タワーマンションは築15年前後で本格的な大規模修繕を行わないといけません。
その大規模修繕も、足場ではなくゴンドラを使った作業や豪華な共用施設の修繕になるので普通のマンションよりもかなり高額な修繕費用がかかってきます。
この費用が、毎月各自支払っている修繕積立金では全然足りていないマンションがほとんどとなっているのが現実です。
なので、修繕費用を住民から追加で徴収して修繕をするか、修繕をしないかの選択になります。
ここで住民から修繕費用を集めることができれば綺麗なまま維持できるのでいいのですが、タワーマンションではそういうわけにはいきません。
タワーマンションは最上階は億を超える価格のお部屋がある一方、低層階は3000万円代で買える物件もあります。
上層階は富裕層が収益物件として買う人が多く、低層階はローンで購入して、ずっとそこに住もうと考えている人が多いです。
なので収益物件として購入している方は「資産価値が下がるのは避けたいのでマンションの修繕をしたい」と考えているのに対し、「低層階で自分が住んでいる間は大丈夫だろうから修繕は望んでいない」という考えの方がいるので意見が合わず、修繕計画が進まない状況となります。
修繕計画が進まずに修繕されないまま築年数が古くなり、資産価値が下がってしまって、売ったとしても新しい物件を買う費用にもならず、仕方なく住んでいる方が残っているという状況になってます。
値段を下げて売っても、高い修繕積立金を肩代わりしなければならない物件を買う人はあまりいないので入居者が減っていって廃墟化したタワーマンションになってしまうということです。
2008年に第二の建設ピークを迎えたタワーマンションが15年目になるのは2022年なのでこれからさらにこの問題は深刻化するのではないかと言われています。
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