人気のない廃屋に、時間が火山灰のように降り積もる。時は静かに流れて行く
5月
5日
正月から数えて、季節が変わるたびに雑草は生い茂り、廃屋はますます荒廃していった。
私は毎日、山道を登って水や食べ物を届けた。240回もの山道を行き来することになった。
その運動は私にとって良いものだった。そして、寒さで凍えていた猫も、あれから4カ月が経った今も元気そうだ。
緑が濃くなる初夏が訪れ、私たちはその変化を感じていた。
もう、4カ月も経ってしまった。
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