自分の命が、この地球上でただ一度きりの奇跡であることを思う。 盃に、桜の花が舞い落ちてきた。美しい一瞬であり、自分の命を慶びました。
4月
6日
一緒に飲んだ友人からのLINEには
「この場所の花見にはドンピシャのタイミングで良かったですね」
とか
「宴会中に、花びらが1つ2つ落ちて来て、今日が満開日」
という書込みもあり、ぐっと風流な気持ちになりました。
桜ばな いのち一ぱい 咲くからに
生命(いのち)をかけて わが眺めけり (岡本かの子)
生命(いのち)をかけて わが眺めけり (岡本かの子)
盃に桜の花びらが舞い落ちて、風流を味わう「漢詩」がないかなと思って調べましたが、見つかりませんでした。こんなシチュエーションは、漢詩に沢山ありそうなものですが。
桜花がひらりと盃に落ちてきた。はかないけど、美しいこの一瞬。人生の喜びと哀しみを文章で詩情豊かに表現できないものだろうか・・・・