究極の社会保障か、それとも壮大なバラまきか?
ベーシックインカムというのは、国が国民全員に生活に必要な最低限のお金を、無条件に配る、そういうアイデアです。
そんな夢のような話し、できるわけがない、長らく、そう思われてきました。
しかし、スイスでは、おととし、この政策を実施するかどうかをめぐって国民投票が行われました。
その結果は否決でしたが、その後、今度は、フィンランドで国レベルとしては、史上初の導入実験が行われていて、ベーシックインカムをめぐる議論が活発になっています。(以上NHK論説委員)
では、このベーシックインカム、実現可能なんでしょうか?
これまで実現した例は、まだ世界のどこにもありません。
最大の問題は、なんといっても財源です。
■一人月7万円のベーシックインカムを支給する前提で、年金と生活保護を廃止という竹中平蔵氏の案。
こういうのは、れ新とか維新のポピュリストが好む大衆に撒く擬似餌そのもの。
働いて稼げる層にお金を散蒔いたら、遊んで暮らす人達が増えて、社会全体の労働生産性はガタ落ちする。
■あなたは、どう考えますか。