アメリカの1部の都市では、600ドル以下の被害は軽犯罪と制定され、ドラッグストアなどで万引きが横行しているという動画を見ましたが、事実ですか?
事実です。サンフランシスコがその一例かと思います(サンフランシスコでは$950以下の被害が軽犯罪のようです)。
サンフランシスコが酷い有様…住民投票で可決した法案で$950(日本円で約10万)以下の窃盗が微罪扱いになってる関係で窃盗天国に
司法が半分仕事放棄してる様なモン…実店舗が割りを食って案の定、閉店・撤退が相次いでいるんだとか。
それで困るのはすぐに買い物が出来なくなる周辺住民なのになぁ…。
袋を持ってドラッグストアの店内に入り、陳列棚の商品を根こそぎ袋に入れて、そのまま店内から立ち去ったりしています。
店員や警備員はその様子をカメラで撮影して捕まえようとはしません。これは店の方針です。
日本では信じられないような光景だと思います。当然ながらサンフランシスコ住民もこのようなディストピアの現状を憂いている人は多くいます。
被害にあっているチェーン小売店は、万引き被害が多いためサンフランシスコ市内の店舗をどんどん閉鎖すると発表し、住民はますます不便になる一方です。
なぜこのような事態になったのか。サンフランシスコの刑務所のコストが掛かりすぎるため、軽微な犯罪なら牢屋にぶち込むのを止めようという住民投票が通過したことが原因のひとつのようです(他に地方検事が犯人をどんどん釈放しているということも起因しているようです。
店側は、もし、警備員や店員が犯人と揉み合った際に怪我をすることになると、(警備員や店員によって)店が訴えられる事態になるため、犯人を押さえるような行為は避けるように指導しているようです。
警察も当然ジレンマで、犯人を捕まえてもまたすぐに市中に放たれてしまい歯痒い思いをしているとの記事を読んだことがあります。
万引きはもとより、車上荒らしも非常に多く、最近では渋滞にはまった車の窓ガラスを割って物を盗むといった行為あるようです。