日本の夜明けを考える 戊辰戦争を検索していて、また
2月
16日
福澤諭吉 「西洋事情」
■□□蔵
149年前のこの本を手に取ってみると、新しい時代を迎えた期待と混乱の明治維新がしのばれる。
『西洋事情』は,福沢諭吉によって西洋諸国の政治・風俗・経済など,当時の日本では知られていない西洋の事物を紹介したもので,全10冊が刊行された。
□□義雄は、来るべき近代日本の予感しながらこの本を手に取ったに違いない。
まず巻之一で政治・税法・国債・紙幣・商事会社など西洋の新事物の紹介をし,巻之二以降はアメリカを始め各国の事情を紹介している。
学制公布、徴兵令、地租改正、殖産興業のあゆみの真っただ中に生きたに違いない。