物乞いをしない日本のホームレスに敬意!
6月
19日
日本のホームレスの人たちが、(外国と違って)物乞いをしないのはなぜかというレコードチャイナの記事をみました。
普段、彼らは駅のごみ箱や電車内から乗客が捨てた雑誌を拾う。夕刻になると、それらの雑誌を集め、駅の近くで露店を開く。警察も見て見ぬふりをしている。
彼らのほとんどが、中年または老人だ。以前はホワイトカラー、もしくは個人経営店の社長だったかもしれない。さまざまな原因から、最後にはホームレス生活を選んだ。
ある老人は、「1年間ホームレスとして過ごした人は2度と仕事をしたくなくなる。なぜなら目覚まし時計のない生活が幸せだから」と話す。
日本には貧しい人のために「生活保護」という制度があり、東京では毎月12万円ほどが受け取れるが、多くのホームレスは受け取りを拒んでいる。彼らは「自分の生計は自分で立てる」ことが人としての尊厳だと感じているからだ。
日本で、物乞いをする乞食を見ることはほとんどない。
慶応大学社会学部の島田教授に「日本のホームレスは、なぜ物乞いをしないのですか?」と尋ねると、「第1に、日本人は極端なまでの羞恥心を持っており、たとえ餓死しても施しを請うことはない。第2に、労せずに物を手に入れる人は、日本では最も軽蔑されるから・・・・」(レコードチャイナの記事より)
さて、自分はボンビー父さんを名乗っているが、以前「貧乏」と「貧困」の違いについて、思ったことをまとめたが、すこし振り返ってみたい。