「早起き」すると寿命が縮む!オックスフォード大学の研究で判明
10月
19日
~心筋梗塞、脳卒中、糖尿病のリスクが倍増
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45782
より抜粋
「世界中のあらゆる人たちの睡眠パターンを分析して、年齢層ごとの推奨すべき起床時間と起床後の活動開始時間をはじき出すことに成功しました。
それによれば、個人差はあるものの、起床時間は青年期(15~30歳)であれば 朝9時、壮年期・中年期(31~64歳)なら8時、高年期(65歳以上)だと7時となっている。
また起床後の活動開始時間は青年期11時、壮年期・中年期10時、高年期は9時が最適だと分かっています。
この数値を見れば明らかなように、すべての年齢層の人に言えることは、6時よりも前に起床することは人間として本来あってはならないということです」
「人間のパフォーマンスというのは体温に依存します。体温が低い時は身体中 の機能が著しく低下します。
人間の一日のなかでの最低体温というのは、個人差もありますが朝の4時から6時。
一方で最高体温となるのが夕方4時から6時。
したがって、ケリー博士の言う通り、朝早くから活動をするのは年齢に関係なく危険なのです」
「わたしのいるオックスフォード大学だけでなく、米国のハーバード大学やネバダ大学などの研究機関で、早起きが病気のリスクを高めることに関する実証研究がすすめられています。
現時点でもすでにメタボリック・シンドロームや糖尿病、高血圧、より重篤な病気であれば、心筋梗塞や脳卒中、心不全などの循環器疾患やHPA(視床下部-脳下垂体-副腎皮質)機能不全によるうつ病などが判明しています」
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過重労働解消キャンペーン2015が来月11月に行われます。
また、昨今、企業の安全配慮義務が非常に厳しく求められてきております。
長時間労働⇒鬱・自殺⇒労災⇒賠償請求という流れはある意味定番となりました。
そのような趨勢の中で、上記のオックスフォード大学の研究を無視するのは、如何なものかと?と。
また、ハーバードでも同様の実証研究がすすめられているのにと。
就業規則や職場で定める始業時刻は、通常朝8時~10時あたりです。
事業主は、緩やかな殺人を犯し続けていると訴訟提起する人が出てこないとも限りません。
就業時間を
65歳以上 09時~18時 内1時間休憩
31歳以上65歳未満 10時~19時 内1時間休憩
16歳以上31歳未満 11時~20時 内1時間休憩
とせねば、安全配慮義務違反だと。
65歳の定年到達後の方しか、9時出社してはならず!
さて、長時間労働は許さないが、寿命を縮める社会的慣習である早起きは容認し続けるのか。
この研究結果は物議を醸し出すのではないでしょうか。
研究結果に従うなら、仕事のピークを持ってくるなら、一番元気とされる夕方16時~18時が最適となります。
非常に興味深い研究結果です。
夜型人間が胸を張る世になったりして・・・!?
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