私立幼稚園教諭の労働環境
8月
24日
より
私立幼稚園教諭、8割が時間外手当なし
私立幼稚園で時間外手当が支払われていない教諭は8割に上る――。
そんなアンケート結果を全国私立学校教職員組合連合(全国私教連)が17日までにまとめた。
全国私教連は「幼稚園教諭は厳しい労働条件を強いられている。改善するため、国に私学助成の拡充を訴えたい」としている。
調査は2010~11年に実施し、全国私教連の加盟組織がある6都府県の計219人が回答した。
調査によると、1日の実質労働時間は9~10時間が52%、11~12時間30%、12時間以上は6%で、88%は時間外労働をしていた。
しかし時間外手当が「支払われている」と回答したのは全体の11%にとどまり、84%は「払われていない」と答えた(残り5%は「その他」)。
保護者への連絡帳の記入や保育の準備などの仕事を自宅に持ち帰る教諭は87%で、そのうち半数以上は週4~7日持ち帰っていた。
こうした仕事に費やすのが1~2時間と答えたのは55%、2~3時間は35%、4時間以上が10%だった。
文部科学省の統計では、給与は月20万円以下が過半数といい、今回の調査でも自由記述で「生活ができる水準の給与にしてほしい」などと待遇改善を求める声が多かったという。〔共同〕
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労働条件の改善が、国からの私学助成でないと無理だという訴えでもあります。
6都道府県219名の回答ですが、労働環境の現実です。
求める充実・安心したサービスに保育士さん達の多くは、懸命の応えようとされていらっしゃると思います。利用者への負担増をできる限り回避しつつ、サービス水準を上げていくという厳しい戦いです。
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