地理のトリビア:東京都に匹敵する面積の市は?
1月
4日
より
「日本一面積の広い市区町村は?」と聞かれて、岐阜県高山市が思いつく人は“事情通”といえるだろう。6年前の「平成の大合併」によって、近隣9町村が編入されて、晴れて日本一になった。
高山市の全景を撮った写真を見れば、その広さに驚く。手前の市街地から奥に見える乗鞍岳まで、すべてが高山市に属する。東西に約81キロ、南北に約55キロ。総面積は約2178平方キロメートルと、東京都に匹敵する。
まちの自慢は、日本一の面積にとどまらない。「最も標高が高い地点が奥穂高岳頂上の3190メートル。最も低い地点が436メートルと、標高差2754メートル。そのため生物や植物の生息分布が多彩で、観光パンフレットに盛り込む内容も合併前より多くなっている」(市企画課)という。
市役所の支所は9カ所あるほか、路線バスも充実。合併前に比べて行政サービスが不便にならないように取り組んでいる。「第二の人生」の地として移住を希望する声も出ており、補助金制度などの充実で移住促進を図っている。
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知らなんだ―
乗鞍、渓流、温泉・・・う~む、惹かれます。
「第二の人生」の地かぁ。