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はやしたかよし社会保険労務士事務所

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海へ放射能放出総量は1.5京ベクレル

スレッド
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201109080611.html
より
 
 東京電力福島第一原子力発電所から海へ放出された放射能の総量は、3月21日~4月30日で1.5京(けい)ベクレル(京は兆の1万倍)を超えるとの試算を、日本原子力研究開発機構などがまとめた。東電はこれまで、海に流出した汚染水中の放射能量は約4720兆ベクレルとの推定を発表しているが、今回は、これに大気からの降下分を加えた結果、3倍を超える値になった。

 同機構の小林卓也研究副主幹(海岸工学)らは、原発の放水口付近の海洋での放射能の実測値などをもとに、直接海に流出した量を推定。これとは別に、大気から降下した放射能量もシミュレーションで推定して、足し合わせた。

 その結果、放出量はヨウ素131が1京1400兆ベクレル、セシウム137が3600兆ベクレルになった。セシウム134は計算していないので、総放出量は1.5京ベクレルを超えるという。

 小林副主幹によると、東電の推定値から増えたのは、大気からの降下分を加えたためだが、汚染水の流出分も、東電が発表した以外に流出が起きていて増えた可能性があるという。また、試算の誤差が値を押し上げた分もあるという。

 海洋放出にはロシアや韓国などの近隣諸国が強い関心を寄せてきた。東電が4月、低濃度汚染水を意図的に放出した際には、事前連絡の不備などを強く批判された。放出総量の推定が出たことで今後、海洋汚染の実態をきめ細かく調べ、影響の広がりを改めて分析する必要がありそうだ。

 試算結果は19日から北九州市で開かれる日本原子力学会で発表される。
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さて、

復興・農漁村救済>農産物や魚介類の安全性

な傾向が見え隠れしているように思えます。

風評被害は心痛いですが、本当に風評だけなのか?という不安が取り除かれないと

収まらないでしょう。

不安を取り除くには、正確な情報公開に基づく安全宣言です。

しかし、情報が推計に基づいてかなりの振り幅を見せてます。それに、この部分は考

慮に入れてないとか、除いているとか、誰の都合による調査なのかで結果数値の質

と内容が変わってます。

それに対して、反論したり正当性を主張したり。

分からないから有耶無耶になっていくのは仕方ない?だから大丈夫?

となると、自己判断になりましょう。

風評被害を無くすには、偏向の無い調査とその調査結果の公開が必須条件です。

できる国であって欲しいですが・・・
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林孝尚
林孝尚さんからコメント
投稿日 2011-09-11 11:08

http://gendai.net/articles/view/syakai/132574
より

<今ごろ検査強化と言われても…>

 とんでもない数字が公表された。
 福島第1原発事故で、日本原子力研究開発機構は海洋への放射能放出総量が1.5京ベクレルを超えるとの試算をまとめた。東電が4~5月分として推定していた放射線量の3倍以上に上る。
 心配なのが魚の汚染だ。福島県は4月にコウナゴが出荷停止して以来、漁業を自粛している。同県の海の汚染はいまも深刻で、7日に発表されたイシガレイの放射性セシウムは1キロあたり1030ベクレルと、暫定規制値(500ベクレル)の2倍以上だった。
 宮城や岩手、茨城などの水産物からも基準値以下ながらセシウムが検出されている。数字は農水省のHPにアップされているが、福島以外はサンプル数が少ない。農水省は「検査機械が少ないうえに鮮魚は詳しく検査すると傷んでしまうので、細かく調べきれない」と説明する。
 その一方で宮城県石巻漁港では6日、震災後初めて水揚げされたタコやカレイなどが並んだ。気仙沼沖などではカツオ漁の一部が再開している。魚は本当に安全なのか。
「放射能を防ぐ知恵」の著者でNPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏が言う。
「500ベクレル以下なら安全という言葉を信じてはいけません。3月にドイツ放射線防護協会は大人は8ベクレル、子供は4ベクレル以下にするべきだという基準値を提案しました。500ベクレルがいかに甘い数字かが分かります。いまだに海の中は放射能でグジャグジャなのです。九州で水揚げされた魚も安心できません。太平洋の真ん中で取られたものを宮崎などに運ぶことがあるからです」
 小若氏は、政府は国民の生命のために、漁業従事者に所得補償と賠償金を払い、今後3年間は漁業を停止するべきだと主張する。
「とくに心配なのが妊婦さんです。魚を食べて体内被曝したら胎児はまだ安全ですが、孫、ひ孫と子々孫々まで傷ついた遺伝子が受け継がれ、障害やがんを発症してしまいます。妊婦さんは絶対に魚を食べてはいけないし、子供はできるだけ食べないようにしてください」(小若順一氏)
 水産庁は今ごろになって福島沖周辺の検査強化をアピールしているが、海は広い。ストロンチウム汚染の可能性も否定できない。消費者は国の言うことをうのみにせず、リスクを覚悟したほうがいい。

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