バンカメ 3万人解雇の可能性
9月
6日
より
バンク・オブ・アメリカ 最高で3万人解雇の可能性
投稿日: 2011年9月2日 作成者: wstreetnews
【ニューヨーク=志茂真奈美】 ノースカロライナ州シャーロットに本部を置く米国最大手の銀行、バンク・オブ・アメリカ(Bank of America 以下バンカメ)が、最高で3万人を解雇する可能性があることが明らかとなった。
地元紙、シャーロット・オブザーバー(Charlotte Observer)が、関係者の話として報じたところによると、バンカメ経営陣はすでに、経営効率化計画の一環として、1万人以上を解雇するべく協議を始めているという。また、今後数年に渡り、世界規模で合計2万5千人から3万人の職員の解雇する可能性もあるようだ。
バンカメ側は、何人の職員が解雇されるか正式には発表していない。現在も、最終的な数字については、役員の間で話し合いが続いている模様だ。
世界的な景気低迷で、金融業界では解雇のニュースが相次いでいる。先月にも英国、ロンドンを拠点にするHSBCが、3万人規模の解雇を予定している事が明らかになったばかりだ。
バンカメには現在、米国の金融機関の中では最も多い約28万8千人の職員がいるという。好調なJPモルガン・チェース銀行より、3万8千人も多い。職員の一割以上をカットするのは酷なようだが、業績悪化で、株価が今年だけでも約50%も値を下げている現状では、やむを得ない処置なのかも知れない。
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職員の1割が3万人という規模も凄いですが、それを切るのも凄いです。
日本で言えば、NTTが連結決算対象人数で23年3月末で19万人あたり。(但し、定
年後再雇用される人数は対象外)
NTTも随分リストラを進めましたが、流石にバンカメのインパクトは大きいですね。
欧米の金融機関(ここでは、欧米と一括りにしても良いみたい)は、厳しい風が吹きす
さんでます。
しかし、こういう場合にリストラ策を実行できることは時には必要です。
レイオフでもそうですが、メリハリが効いてます。
その一方で、特に若い従業員の生活は不安定でしょうね。
アメリカ経済の低迷は、今後10年続くかも知れないという話も出ています。
何やかんやいっても、やはりアメリカの影響は世界に響きます。
で、マフィア等の資産凍結は、実効的な効果はどれくらい出るのでしょうか。
取れる所からは、どんどん取ってしまえ状態に既になってるのでしょうか。
米政府が法律を大統領令執行でやりたい放題でも無いのでしょうが、何か怖いことに
なってますね。
某芸人の引退もそういう何らかの影響もあるのでは?という憶測もあったりで。
世界的に経済が沈んでいってしまうのは、怖い話です。
特需や利権の奪い合いの為の戦争が増えない事を祈りたいです。