[ロンドン 26日 ロイター] 26日のユーロ圏金融・債券市場では、バーナンキ
米連邦準備理事会(FRB)議長が講演で景気回復は予想よりかなり弱いとの見方を
示したことを受け、独連邦債が上昇した。
市場では、バーナンキ議長がこの日の米ワイオミング州ジャクソンホールでの講演
で、追加景気刺激策の選択肢に言及するのではないかとの観測が出ていたが、同
議長は、9月の連邦公開市場委員会(FOMC)を2日間にわたり開催し景気刺激策
について検討すると述べるにとどめた。
独連邦債先物9月限FGBLU1は前日に続き上昇し、37ティック高の135.21で清
算した。
独連邦債10年物DE10YT=TWEBの利回りは、バーナンキ議長の講演の内容が
伝わった直後に2.06%まで低下したものの、その後は2.15%と、前日から3.6
ベーシスポイント(bp)低い水準で推移した。
この日もユーロ圏債務危機への懸念から独連邦債が買われる動きが続いた。特に
フィンランドが融資への担保をギリシャから受け取ることで合意したことが懸念材料と
なり、ギリシャ国債が圧迫された。
ギリシャ国債利回りは全般的に上昇。2年物ギリシャ国債利回りGR2YT=TWEB
は47.6%と、この日も最高水準を更新した。10年物のギリシャ国債と独連邦債と
の利回り格差は1627bpと、前日に付けたユーロ導入後の最大幅に近い水準で推
移している。
来週は、イタリアが10年債、スペインが5年債の入札を実施。欧州中央銀行(EC
B)による両国の国債買い入れが実際に効果があったかどうかが試される。
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ギリシャ国債の金利が恐ろしい程の暴騰ぶりです。
ユーロ圏、いよいよ体制維持が難しい状況です。
さて、これを機に捉えて動く所はどこでしょうか。
ジョージソロスは、金を売って農場を買ったようです。
食糧不足もやってくると予見ですが、暗い話ばっかですね。
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