~ 職員倫理条例案 大阪市が検討 ~より
8月
13日
相次ぐ職員の不祥事が問題化している大阪市は12日、職員規律について定めた職員倫理条例案(仮称)の検討を始めた。市は昨年6月、職員の分限免職などをルール化した内部規定「不祥事根絶プログラム」を導入しており、取り組みの条例化で市の姿勢を明示したい考え。9月議会での提案を目指す。
9月議会には「大阪維新の会」が、職務命令に3回以上違反した場合は懲戒免職処分にする規定などを盛り込んだ条例案を提案する構え。こうした動きもあり、平松邦夫市長から担当部局に条例案検討の指示があったという。
大阪市の不祥事をめぐっては、根絶プログラム策定後の1年間(平成22年7月から23年6月)でも21人の懲戒免職者が出ているほか、今月、市交通局のバス運転手が覚せい剤取締法違反(使用)容疑で逮捕される事件も起きている。
(2011年8月12日 15:00)
産経関西より
http://www.sankei-kansai.com/2011/08/12/20110812-056492.php
大阪市不祥事根絶プログラム
http://www.city.osaka.lg.jp/somu/cmsfiles/contents/0000089/89511/01programgaiyou.pdf
常識的な懲罰運用が難しい局面があるのでしょう。
また、常識的、恐らく一般の民間水準では組合との合意が得られてこなかった背景の根深さもあるでしょう。
さて、どのようなバランスに落ち着くでしょうか。
他方、橋本知事の条例案に猛反発の組合ですが、懲戒3回で分限免職になるなら、上司にごまをすり、府民に向いて仕事ができない。国歌斉唱3回拒否したらどうなるのか。今までだったら、行政職の場合は異動させれば済んだのにというコメントがあります。
http://www.j-cast.com/2011/08/13104194.html?p=all
まずは、常識のすり合わせが首長と組合で必要ということでしょうか。
憲法に保障される思想信条と組織人としてのモラルが噛み合わない。
民間企業であれば、アウトですが・・・
どちらにしても行き過ぎはダメですが、既存の権益との攻防に発展してしまうと首長側も過激にならざるを得ないかも知れません。