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投稿日 2007-06-29 07:35
不良のアウトドア
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Mt.zaki
表彰式の翌日、朝便で事務所へ向かう。発熱しボロボロの身体は、何かをやり遂げた感覚を運んでいる。夢の世界から、現実の世界へ。この飛行機が着陸したら、全力で解決しなければいけない問題がいくつもある。休んでなんていられない。ボロボロの今日も完全燃焼!...
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この旅の二泊目は沢崎鼻燈台の東屋を借りての泊りである手すりを樹木の代わりをするが、低い為に床に身体を横たえて休む勿論、エァーマットがあるので眠るには支障はない標高38m程の燈台から北方向を眺めると、明日向かう大佐渡の一番西の端の山並がうっすらと見える...
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二日目の宿泊予定地、沢崎に到着沢崎鼻燈台へ向かう橋の上から沢崎の漁港と集落が俯瞰できる...
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投稿日 2007-06-26 15:36
不良のアウトドア
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Mt.zaki
チービシの南を通過すると、うねりが多少静かになってきた。この状態ならば、縮帆の解除が可能だ。僕はクルーの一人に、縮帆の解除を命じた。次に、帆をマストの上端より少し低い位置まで揚げさせた。帆の下端が、漕ぎ手の頭をかすめるぎりぎりの位置だ。風は全て利用する。だが重心位置はできるだけ低くするためだ。10:...
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投稿日 2007-06-26 09:52
不良のアウトドア
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Mt.zaki
選手交代のタイミングで、漕ぎ手を1人追加した。体重の軽いリリーには、漕ぎと同時に排水作業をお願いする。強風とうねりの中、昨年まで常に上位に入り続けている「ハーインドー」チームの帆が見えている。「ニヌハ!ニヌハ!」の掛け声とともに漕ぐ。ひたすら漕ぐ。しかし、そこは強豪チーム。なかなか接近を許してくれな...
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小木の町を散策した商店街の店々にはおしゃれな看板が統一された形で軒に付いている絵も楽しい一番上の左の看板には「小木の秋 海と越路の山ならぶ 方より白く明け初めけり」 与謝野晶子の句が書かれていた...
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投稿日 2007-06-26 00:40
不良のアウトドア
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Mt.zaki
強風が吹けば、セーリングが重要なレースになると思っていた。帆に集中すればいいと思っていた。しかし、初めて上位グループに食い込んで分かったことがある。上位グループはどんなに風が吹いていても、手を抜かないと言うことだ。今やニヌハ2のGPSが示す速度は、僕が作成したどの計画数値よりも速いものだった。置かれ...
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投稿日 2007-06-26 00:20
不良のアウトドア
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Mt.zaki
今年、ニヌハ2は完成型にまで成長した。それは、忠さんも僕も同じ意見だ。次の僕らの目標は、ラダーもアウトリガーもない古式のサバニを操ること。昔の人は、アウトリガーを装着しなかった。それは、アウトリガーを必要としなかったからだ。無い方が便利で速かったからに違いない。しかし、先人の業を習得していない我々に...
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投稿日 2007-06-25 23:21
不良のアウトドア
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Mt.zaki
新型のラダーシステムのおかげで、素早いダッシュが可能だった。パワーのある選手を集めたスタートの布陣により、上位チームとの混戦に入り込んだのだ。一般的にレース中の選手交代は3回から7回行われる。我がニヌハチームの作戦は1交代のみ。つまり、この爆漕ぎを2時間続けるつもりなのだ。そして、1名の選手は4時間...
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投稿日 2007-06-25 14:39
不良のアウトドア
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Mt.zaki
サバニレースが終了した。全ての作戦が的中し、好位置でのゴールとなった。写真はスタート直前の男の仕事場(コックピット)。グローブ、海図、コンパス、GPS、大きなエイク、そしてミネラルウォーター。死闘を予感させる緊張感が漂う。...