新幹線の技術開発昭和35年交通技術に資料を参照しますと、新幹線開発に際して色々な技術開発が行われたようです。その中で、個人的には知らなかった試験等がありましたので、少し書きだしてみたいと思います。1)猫耳実験が新幹線開発で行われていた。猫耳新幹線と言えば、E954形電車(愛称・ASTECH 360 S)が有名ですが、東海道新幹線開発に際して、模型実験ですが、風洞実験を行ったそうです。概要としては、車両限界内で車体断面積の25%にあたる 抵抗板を取り付け、空気抵抗の増加や車体に付加される縦揺れモーメント、車体の、周りの流れの状態を調べたと書かれています。ここでの実験結果は今後資料を探してみたいと...