ヨンサントウのダイヤ改正について、もう少し続けたいと思います。ヨンサントウの改正は、サンロクトウの改正以来の大改正であり、昭和40年から改正に向けての準備は始まったと言われています。第3次長期計画の一環として計画されたこの、ダイヤ改正は、スクラップアンドビルドを意識したものでした。特に、ローカル線に関しては厳しい目が向けられ、ローカル線の廃止に至らないまでも利用者の少ない路線では、本数を減らすなどの間引きを行いました。 記録によりますと、全国112線区で、昼間帯を中心に運転キロで18,050 kmを削減したとされています。 その反面、通勤輸送等には、大型の投資が行われ、線路の増設や車両基地の改...