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投稿日 2012-06-30 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
シリーズとして食べてきています<インスタント麺>も、昨日の 「日清のごんぶと 天ぷらうどん」 で92種類目になりました。 今回は、お世話になっています「インスタント麺」業界のトップブランド<日清>の二代目(正確には三代目)社長安藤宏基の奮戦記です。 <インスタント麺>関連の記述もありますが、主軸は「...
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投稿日 2012-06-28 20:42
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
文庫本のタイトル『暗渠の宿』は、2007年第29回野間文芸新人賞を受賞した作品で、『けがれなき酒のへど』と2編が収められています。 第144回芥川龍之介賞を受賞した『苦役列車』を原作とした映画が、7月14日(土)に封切られるのを機に読んでみました。 山下敦弘監督で、元AKBの前田敦子が、ヒロイン役で...
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投稿日 2012-06-26 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
万引きや強盗など、子供のころからつるんでいた幼馴染と、20数年前にたもとを分かち、刑事の道に進んだ<ファビオ>です。 刑事と犯罪者、お互いに違う人生を歩んできていましたが、突然その二人が、次々に殺されてしまいます。生きる道は違えども、友情が消えたわけではありません。 個人的な感情を内に秘めながら捜査...
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投稿日 2012-06-24 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
徳川家康を祖父に、その嫡子の秀忠を父に、豊臣秀吉とお市の娘としてお茶々を姉に持つお市を母として、生まれたのが千姫です。 7歳で豊臣秀頼に嫁ぎ、大阪冬の陣を乗り越え、大阪夏の陣にて夫秀頼は自害、再び江戸の徳川方に生き延び、70歳で「天樹院」として亡くなるまでの物語が、描かれています。 歴史小説にありが...
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投稿日 2012-06-23 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
この小説の舞台となるのは、「都心から私鉄でも地下鉄からも20分」という距離にある、どこにでもあるような商店街が舞台です。 主な舞台となるのは、平蔵さんと源二さんが営んでいる魚屋「魚春」と、67歳の高野あけみが雇われている「ロマン」というお店です。 11篇の短篇が、この商店街の人間関係を中心として話し...
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投稿日 2012-06-21 20:27
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
江戸から遠く離れた田鶴蕃は十五万石で、藩主<長城守常寿>が治めています。 鷹狩りが好きで、猟に出た際刺客に襲われ、二男<圭寿>のお側付きである筆頭家老の嫡男<吉倉伊月>の立ち合いで、藩主は命を取り留めますが、腰の骨を折る大けがをしてしまいます。 一方、刺客として切りこんだ<燦>は、田鶴蕃の陰の力とし...
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投稿日 2012-06-18 11:15
季節の匂い
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紫
世界一しあわせな国『ブータン人の幸福論』 福永正明・著 徳間書店 ~内容~(「BOOK」データベースより) 「今、あなたは幸せですか?」 2005年、ブータンで行われた国勢調査によると、国民の97%が「幸せ」と回答したそうです。 経済的に見て、それほど豊かな国ではない彼らが、どうして幸せを感じるこ...
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投稿日 2012-06-17 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
『ストロベリーナイト』 ・ 『ソウルケイジ』 ・ 『シンメトリー』 と、警視庁捜査一課殺人犯捜査係の主任<姫川玲子>警部補を主人公にした一連の作品がありますが、この小説はその流れをくむ一冊です。 4章からなる作品で、一つ一つの章が独立した事件のように書かれれていますが、すべての事件が関連する筋立てで...
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投稿日 2012-06-14 20:34
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
2001年『プラナリア』で第124回直木賞を受賞後、最初に書かれたのが『アカペラ』です。 6年に渡る病床生活の後に書かれた、『ソリチュード』並びに『ネロリ』の3編が、文庫本に収められています。 少女小説出身者を思わせる内容の『アカペラ』で、直木賞というのも納得できますが、そのあとの2編を読む限り、文...
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投稿日 2012-06-12 20:19
神戸:ファルコンの散歩メモ
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ファルコン
郵政民営化を舞台として、銀行業界と国との関係、民営化の裏舞台をさらけ出した経済小説です。 著者自身がおおて監査法人でメガバンクや国営巨大公社などの完酒券を持つ公認会計士ですので、フィックションとはいえ現実感ある内容でした。 三友銀行の社長(頭取ではなく)の山内豊明は、たたき上げの銀行マンでしたが、そ...