Bリーグの河村勇輝選手は身長172㎝ですが、驚異的なスピードとテクニックで得点を量産しています。バスケットボールで背の高さを羨んでいても、身長が低いなりに違うやり方で勝負しなくてはなりません。スピードだったり、シュート力だったり。そのようにして、背が低くてもチームを勝利に導く貢献ができるのです。
同じように、マネジメントのやり方も人それぞれ持って生まれたコミュニケーションスタイルがありますから、その人なりの方法でリーダーシップを発揮していくことになろうかと思います。
かつて、自分のもっていないものを欲しがっていたこともありました。もうちょっと押しが強ければ、とか、強引なところがあればなあ、など思っていました。
しかし、それは背の高さを羨むことと同じで、それ以外のところで活躍する方が効果的なのです。
自己分析をする、自分のタイプを知る、どうやって自分らしい効果的なコミュニケーションを確立していくかは、大切です。
それはそれでいいんですが、マネージャーはバスケットボールと同じように、
「それで、どうやって勝つの?」という問いに答えられなければなりません。
「それで、どうやって勝つの?」という問いに答えられなければなりません。
背が低くて、スピードも、シュート力も同じならば、それ以外の何かを見つけるか、あるいはスピードやシュート力を向上させて自分を成長させなければなりません。
マネージャーには自分らしい、ということに加えて、勝ち筋を示すことが求められます。
(また、自分らしくない事で勝負してもなかなか勝てないとも思います)
「あなたは、マネージャーとしてどうやってチームを勝利に導きますか」
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後藤良介
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