大人になって気付く、夏休みの宿題の奥深さ
7月
26日
オンリーワン営業コーチ
わきさかふみこ
です。
子供の頃の夏休み、
母がよく言っていた言葉は
「明日できることは今からできる」
言葉だけ聞けば
「なるほどね」と思っても
実際行動するとなれば
案外ハードルが高い事に気づきます。
明日やっても間に合う事なので
重要だけど緊急度は低く
腰を上げるのに時間がかかるのです。
「明日でも大丈夫」だからです。
そんな観点から夏休みの宿題を見ると
なんと奥深い!
緊急ではない重要な事と
どうやって向き合うかを
私達は小学生の時に既に体得していたのです。
思い出すと
毎日少しずつ宿題を進める派と、
後半で一気にやり切る派に分かれてしまい、
どっちが正しいかでよく口論になりました。
今となっては
どっちも正しくて、
その人に合ったやり方で
夏休み中に宿題が出来たら
それで良いと思えるので、
正しい、間違ってる、の戦いは
何と不毛だったのか感じると共に
どちらもあり、と受け止められるようになるのも
経験して成長できたんだと感じます。
因みに
私は毎日少しずつ宿題を進める派だったので
後半に一気にやり切る派の行動力が
信じられませんでした。
「毎日少しずつやればいいだけなのに
なんで出来ひんのやろ?」
自分ができる事はみんなできる事と思いがち。
逆に
みんなが出来ている事が自分が出来ないときは
「私は出来ない人だ」と落ち込みました。
自分の強みを知らない子供時代、
今となってはちょっと損したような気分です。
「私の常識はみんなの非常識」に気付くのが
私は遅かったので長い時間を苦しみましたが
今もそんな悩みで苦しむ人の気持ちは
とてもよくわかります。
誰でもできる夏休みの宿題、
やり方
時間の感覚
取り組み姿勢
みんな人それぞれ。
雑か丁寧か、
一点集中か複数同時進行か、
今の仕事のやり方も
小学生の時の夏休みの宿題のやり方と
根本は同じです。
今、
仕事のやり方や
物事の進め方に行き詰まりを感じているなら…
夏休みの宿題、
どうやって取り組んでいたかを
思い出してみてください。
「出来た」記憶を呼び戻してみましょう!
私は母にずっと
「明日できる事は今からできる事」と
言われ続けたお陰で
タスクは溜めないでできる癖がついていました。
有難い限りです。
きっと、都度、私に言うのにも
母なりにパワーが必要だったはずです。
この世のことは
どんな事にも意味があって
思わぬ形で繋がるもの。
だから
今やっている事にも必ず意味があります。
それでもよく分からない。
そんな時は
客観的に自分の脳の傾向性を知って
自分の強みを知るところからスタートしては
いかがでしょう?
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