梅干と日本刀
3月
28日
本屋に行くのは好きなのですが、「日本刀」に関する書籍がコーナーができていたのには驚きと嬉しさがありました。最近のイベントに若い人々が増えたのも良いことですが、女性の参加者が男性より多かったり、前列に座り、活発に質問する人に女性が多いというもの新鮮な驚きです。
上巻の小見出しタイトルをちょっと拾ってみると、
関東の防風林は、なぜケヤキなのか?
「征服」でなく、"順応”するのが日本人の知恵
三十三間堂を七百年保たせた”波に浮かぶ筏”の構造とは?
米偏重が生んだ日本人の食生活の知恵
古代人が絶対に済まなかった谷口扇状地
平安貴族はほとんど身体を洗わなかった
ズボン着用の古代人が、なぜ着物を創ったか
猛毒の彼岸花を、なぜわざわざ輸入したのか?
なぜ、古代日本は女尊男卑だったのか?
魂の再生産を目的とした切腹の様式
村八分を非人道というのは間違い
理解して賛同できるものをそうでないものともあるかと思いますが、そういうこともあったかもしれないと日本人として日本文化、風習含めて歴史を観るには楽しい本かと思います。
タイトルごとに分かれていて、気晴らしにオススメの本です。