――たとえ現実がきつく埋もれそうでも
こんな場所で終わる僕じゃない――
昔から好きな曲だったけど。
今の部署に来てから、
ものすごく心の励みになっている。
こんな場所では終わらない。
こんな組織の末端で、
疲弊して終わってなるものか。
そう思いながら生きている。
でも、その一方で、
頭の片隅にはこの言葉だってあるんだ。
「問題のあるレストラン」第3話。
松岡茉優ちゃん演じる、雨木千佳のセリフ。
――偉そうにしてアンタ、
バイト以下じゃないスか。
一生そうなんでしょうね。
あたしはこんなもんじゃないって、
イヤイヤ、こんなもんですよ、アンタ――
この視点がないと、
現状把握をした上で、
目標に向かって歩いていかないと、
「自分はこんなもんじゃない」、
「自分の居場所は別にある」と声高に主張して、
夢と幻想だけを抱きかかえて
「パラダイス」へと飛び立ってしまう、
エセスピ信者と変わらない。
本部に戻りたいと思うけれど、
組織の中枢に行きたいと思うけれど、
現状のままでは、
行ったところで使い物にならないことがわかっているから。
だから、今いる場所は修行場だと思っている。
「こんな場所」で終わらないために。
「私が進めるかもしれない道」で生きていくために。
正直、かなりの荒療治で、
プチ「天の岩戸計画(プロジェクト)」だなと思っているけれど(笑)。
私は今、人生におけるターニングポイントを
日々生きているのだなと。
そんなことを考えています。
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