「時短 仕事術」って検索すると、
「雑な仕事」を推奨するような記事が多くヒットするんだけど。
質にこだわるよりもスピードを重視しろ!!
仕事は雑に行え!!
……みたいなのを目にするんだけど。
誰かがスピード重視の雑な仕事をしたために、
後の人間が多大な時間と手間を取られることは、
果たして「時短」なんですか?
将来の自分及び後任、ひいては組織のために、
多大な時間と手間をかけて整備を行う人間は、
「仕事のできない人間」なんですか?
ほんっと割に合わないなぁと思う。
その時、その時を見れば、
確かに雑な方が早いけど、
長い目で見れば、
こまめな対応が理にかなってることだって、
いっぱいある。
むしろ、長年に渡ってそれをして来なかったツケを、
後の人間が負うんですよ。
そうなる前に、
ちょっとずつちょっとずつ、
できることから少しずつ、
整備していけばいいものを、
全くやって来なかったから、
積もり積もって、
多大な時間と手間がかかるんです。
ものすごく苦労するんです。
担当者が代わるたんびに、
凄まじい時間と労力がかかる。
にも関わらず、
「今」をなんとか乗り切ることしか頭にないから、
おんなじ苦労が繰り返される。
そしてある日突然、
「これじゃいけないよね」ってなって、
「その時の担当」が苦労するんです。
今までの大きなツケを払うんです。
ほんとマジでバカみたい。
スピード重視で要領のいい人に限って、
そういう苦労をしなくて済むんだもんな。
そのくせ、後になって、
ボロがたくさん出るんだもんな。
だから最初からコツコツやってればっ!!
ってなるんだよな。
まあ、さすがに「最初」からは難しいんだろうけれど。
いったい何年やってるの、この事業!?
ってマジで思う。
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