何やら、高校生による提言と署名活動が
物議をかもしているようです。
確かに、やり方が短絡的なのは否めない。
だけど、その着眼点は、
問題意識そのものは。
抱いた違和感をそのままにせず、
行動に移したことについては。
ものすごく良いことだと思う。
だけど、あまりにも
頭ごなしに否定する意見が多すぎて。
意味を理解できないと、
なんでこれが問題なのかがわからないと、
そんな意見が多すぎて、驚いてしまう。
「社会を知らない高校生が騒いでいるだけ」とか、
「周りに止めてくれる大人がいなかったんだろう」とか。
社会を知った今だからこそ、
それなりに酸いも甘いも噛分けてきたからこそ、思います。
彼女たちがしたことは、すごく意味のあることだった。
ただ、やり方がやや短絡的だっただけ。
行動そのものを止める必要なんてないと思う。
ただ、もうちょっとうまいやり方を
教えてくれる大人がいれば良かったのにな、とは思う。
発想がものすごく良いだけに、
ものすごくもったいない。
個人的には、
問題視さえされてこなかった
社会のタブーに、
率直な疑問を投げつけるその姿に、
感動しました。
まさに、「知らぬが仏 世間の舞台裏」で、
社会に出てから痛感するであろう大きな問題に、
今の高校生は、高校生の段階で気づいて、
問題提起ができるんだと、すごく感動した。
いろんな意見の中には、
「自分は女性で社会人だけど、
何ら問題を感じない」とする意見もあったけど。
個人的には、
そのような意見の方は、
幸いにもまだ、その手の類の
不自由さを感じずに済んでいるか、
あるいは、その不自由さを逆手に取って
器用に生きていけているかの
どちらかなのではないかなぁと。
ゆとり教育の創成期。
男女は平等だと教えられて育った私には、
器用に生きる術を知らずに育った私には、
社会人になってもしばらくの間は
気づかなかったもの。
この世はこんなにも、
生きにくいだなんて。
-―どうして大人はつまらなそうに生きるのかしら――
――それはこの世の禁句(タブー)さ――
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