いまさらながら「3年A組」を見ました。
放送が始まった当初は、金八先生のパクリとしか思ってなくて。
話題になっていることを知った後も、
重たいテーマだということだけを知って、
見る余裕を持てずにいた。
今回、日テレプラスの一挙再放送を見て思いました。
今の世の中に、まさに必要な作品だと。
ネットに溢れる心無い言葉の数々。
「正解」を盾にとって、「正義」を盾にとって、
特定の人間を一方的に叩く風潮。
幼稚な言動に対して、幼稚な言葉で、
恐ろしい言葉で、攻撃しあう。
数多の「可能性」に思いを巡らすこともなく、
安易な「正解」に踊らされて、叩きあう。
「正解」か「間違い」かなんて、それがどれだけ重要ですか?
どちらが正しいかの決着を着けることが、どれだけ重要ですか?
汚い言葉で罵り合って、見せかけの正義を振りかざして。
マルをもらえたら、満足ですか?
マルをもらえなかった腹いせに、
誰かの「答え」に大きなバツをつければ満足ですか?
「答え」って、そんなに簡単なものじゃない。
そんなに簡単に、「答え」を出そうとしないでほしい。
何かから簡単に抜き出せるような、書き写せるような、
そんなものが「正解」だと思わないでほしい。
菅田将暉さん演じる「ぶっきー」の「考えろ!」、
「想像力を働かせろ!」という言葉が心に残っています。
「正解」は、生きていく上での「答え」は、
問題文を眺めていれば見つけられるようなものでも、
方程式に当てはめれば導き出せるようなものでもない。
――制限時間はあなたのこれからの人生。
解答用紙はあなたのこれからの人生。――
――答え合わせの時に私はもういない。
だから、採点基準は、あなたのこれからの人生。――
――「よーい、はじめ」――
【18祭】「正解」RADWIMPSと1000人の18歳、感動の歌声
https://youtu.be/xKjFYKWCDas?t=2m37s
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