私、大学で心理学を専攻してました。
とはいえ、「心理学」という言葉が一人歩きしていることや、
うちの大学、臨床心理の先生が手薄なこともあって、皆さんがイメージする心理学とは、ちょっと違うと思う。
それでも、学んでよかったと思ってる。
実生活に直結しているかと言われれば、違うけど。
それでも、よかったと思ってる。
社会人になってから、別の形で心理学に触れる機会があって。
分野というか、領域というか、アプローチの仕方というか。
大学時代に学んだこととは、ちょっと違うんだけど、
それでも、大学時代の下地があったから、
自分の生活を豊かにする手段として、比較的すんなりと、
取り入れることができたのかなって思ってる。
だけど、今、無性に叫びたくなった。
心理学が、「そんなこと」に使われるのならば。
そんなふうに使われるのならば。
心理学なんて。
なくなってしまえ。
2020.1.9 追記。
改めて読み返してみて思った。
私がなくなってほしいと願っているのは「心理学」じゃなくて、
「心理学もどき」。エセスピの類。
そして、そういった類のものに、一時の気の迷いではなく、完全にはまってしまう人は、
抜け出すチャンスはいくらでもあったはずなのに、
疑いもせずに、自ら深みにハマって行く人は、
それはもはや、被害者ではないのだと思う。
たこわささんのブログ「信者と書いてカモ」の記事「教祖と書いてカモ」より。
http://shinjakamo.seesaa.net/article/456603961.html
〉人間はメリットのないことはしません。
〉信者になった人は騙されたんじゃありません。
〉自分から騙されていったんです。
〉洗脳されたんじゃありません。
〉自分から洗脳されていったんです。
〉「自分と向き合わなくて済む」というメリットのために。
〉自分と向き合うくらいだったら、誰かの食い物になって洗脳されてたほうがマシなんです。
〉教祖と信者は共犯関係です。
〉信者になってしまった人は、決して「被害者」ではないのです。