救いの声さえ聞こえなかったの 誰かの唇が動く度 この肌は色を変えていく― (鬼束ちひろ『We can go』) 高校時代、そして大学時代。いろんな人の助けがあったから。 いろんな人に支えてもらったから。 今、割と気楽に生きているけれど。 もし、それらが無かったのならば。 私も。 差し伸ばされた手が、救いの手だとは気づかずに、全て払いのけて、 肩肘張って生きてたのかな。