自分が働けないから、お金に働いてもらおうという「恍惚の言葉」を信じないで!
9月
27日
タイの強制収容所は、こんなところのようです。私の友人の義弟の話です。
自分が働けないから、お金に働いてもらおうという「恍惚の言葉」を信じて、借金をして投資に。
老後破産が至る所で取り上げられていると、つい「お金に働いてもらう」という「恍惚のささやき」が気になるものです。
借金取りを避けて、タイに逃亡しました。自殺しようと海岸をうろうろしていたところを保護されたそうです。
在タイの大使館から連絡があり、身元引受ができなければ、彼は一生「収容所ぐらし」と言われました。
いそいで数十万円の帰国費用を用意して、飛行場に駆け付けました。
「自分が働けないから、お金に働いてもらう」――。
この言葉を耳にすると、誰しも一瞬、心が揺れます。
年金や老後の不安が取り沙汰される中で、まるで救いの言葉のように響くからです。
けれども、現実は甘くありません。その言葉を信じ、借金をして投資に手を出したのが私の友人です。
結果はどうなったか。破産に追い込まれ、借金取りを避けて海外に逃げ、異国で過酷な収容所のような生活を余儀なくされました。
最後は海岸をさまよい、自ら命を絶とうとしたところを保護された――そんな身近な出来事を友人から聞きました。
恍惚のささやきに気を付けてください。





















