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ゆうこ新聞制作日記

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きっと、いわきに

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きっと、いわきに

一年ちょっと前に、大事な友達が死んだ。
「いきなり」ではなかった。希望と覚悟が見え隠れする日々を過ごした。
実際「その日」が来たら、もう辛くて辛くて・・。

それは、時間とともに消えるものではなく、どっちかというと増して来たようにも思える。

2011年3月11日、大切な人を一気に失った人たちがいる。
「いきなり」だ。そのショックは想像出来ない。出来るような生易しいものじゃないだろう。

かける言葉が見つからない。分かったようなことを言って励まして、傷つけてしまいそうで怖い。
でもこんな小さな国の、陸続きの地で起きている出来事に「気の毒に・・」とテレビで眺めているだけでいいのか?

悶々とした後、被災地にゆうこ新聞を送ることにした。
内容がマッチしない部分も多いだろうけれど、ちょっと珍しがってもらえたら、とか、
病気を持って暮らす不安という部分では住んでいる地域に共通するよなぁ、とかいろいろ考えつつ。

まぁ予想通り、コンセプトをうまく伝えられず、怪しまれ苦労した。

復興庁にも相談したが「自分で各自治体にかけあって」と言われた。
そんな中、福島の読者の方が素晴らしい一通の手紙をくれた。

「みんぷく」さんとの出会いだ。
福島県いわき市で、被災者支援をしている団体。
夢中で手紙を書いた。

しばらくして、みんぷくの赤池さんから涙の出そうなお便りをいただいた。
ゆうこ新聞をいわきで配布して下さることになった。
「新聞が結構、喜ばれている」というお知らせもいただけた(いわきの方々は優しいな・・(;_;))

「みんぷく」では障害のある方も、いわきに来て旅行を楽しんでもらえるようにと
写真のような「バリアフリーマップ」を発行している。
非常に分かりやすく、全国にこのようなものがあればいいなぁと思った。

他にも、被災者の方々が集うサロンでのいろいろなワークショップなど、
精力的に活動されていて・・とても書ききれない(笑)


ぜひ一度、みんぷくのホームページ⇒こちらをのぞいて見て下さい。

そして、おっ!と思ったら、ゆうこ新聞とともに「みんぷく」を応援して下さい。
よろしくお願い致します。

昨年、久々に旅行をしたら、帯状疱疹になってしまいすっかり自信を無くしてしまった私であるが、
体力をつけて必ずいわきに、みんぷくの方々にご挨拶に行きたいなと思う。


被災地の方々の、簡単には癒えることのないであろう傷を持った心に
ほんの少しでも、ほんの少しでも優しい春が訪れますように。




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